商用電子書籍のアクセシビリティについて、いま何が起きていて、何が起きていないのか ― 技術者は武器を研ぎ終えた:停滞を破る主役は誰か ― |合同会社情報アクセシビリティ機構代表社員村田真
罰則不在による出版社側の実質的なリスク不顕在化
技術基準としての到達点と法制度との非接続
技術基準と法的義務が存在しても採用されない構造的問題
技術や規格だけでは社会を動かせないという認識
技術者が提供できるのは物差しであり社会的強制力ではないという限界 今後の展望
技術者が「正しい形」を提示するフェーズは、一つの区切りを迎えた。この状況を踏まえ、私は今後、規格の維持管理という側面は継続しつつも、より実効的な変化を生み出すために、別の形でアクセシビリティに関わっていく必要があると考えている。